昨今、檀信徒の皆さんから「『もしもの時』のための相談をしたい」というお問い合わせをいいただくことが多くなりました。その多くの方から遺族や周りの方たちに「迷惑をかけないようにしたい」という声を聞きます。
しかし、残念ながら人間は生まれてから死ぬまで、死んだ後も誰かの世話にならないといけない生物です。「立つ鳥跡を濁さず」といえば、それは「死に様」ですが、ならば「濁さないためにどう生きるか」と考えれば、それは生き様ですので「迷惑をかけないようにする」だけが「終活」ではなく、「迷惑のかけ方」を知っていただくことも、とても大切です。
また終活は、そうしたことの準備ということだけではありません。
終活とは人生の終焉に「自分は如何に在りたいか」ということに思いを巡らす中で、「では、今をどう生きるか」を考えることです。
「自分を見つめ、『今』を、より良く、自分らしい生き方を」そのために何から始めたらいいのか?
そんなお悩み事の整理にお力添えします。
漠然とした「不安」を少しでも「安心」に変えられるようお役に立てればと思います。
各方面、いろいろな場で住職が法話や人権学習の講師を勤めています。 大泉寺では年に一度、御詠歌講の方を中心に東日本大震災被災地への災害ボランティア活動を行っています。 社会問題や仏教に関する学習会などに会場提供しています。
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