
令和7(2025)年の秋のお彼岸は9月20日(土)~26日(金)です。
彼岸会(ひがんえ)は日本の四季が生んだ独特の行事であり、そうした自然への敬意と日本の先祖崇拝、そして「いのちのご縁」を大切にするという仏教信仰が結びついた行事です。
彼岸会の「彼岸」とは「悟りの岸」「安らかな世界」を意味します。向こうの岸があるということは、こちらの岸もあります。
こちらの岸は「此岸(しがん)」と言います。これは私たちのいる岸です。私たちの世界は煩悩と迷いがある。悩みや苦しみ、悲しみもある。
この私たちの世界である「此岸」から、悟りの世界、安らかな向こう岸である「彼岸」へ渡るために、「今一度、己を見つめ直す」というのが、この彼岸会の期間に私たちがすべき、大切な事なのです。
自分と向かい合い、自分の煩悩を見つめながら、自分に問い直す。
「ご先祖さまや先に仏の御許に行っている『ほとけさま』方に恥ずかしくない生き方をしているか」、「安心していただける生き方をしているか」を照らし合わせる。
そのために私たちは、自ら墓前に歩み出て、手を合わせるのです。
中日にあたる秋分の日には、檀信徒の皆さんの先祖供養もございます。
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【彼岸塔婆のお申し込みにつきまして】
なるべく事前に電話またはFAX等でお申し込みをお願いいたします。>>>>1本:3000円*合わせてご供養のお布施を添えていただきますようお願いいたします。
【墓所内の水道利用について】
昨今、大泉寺墓所の水道に悪戯をされる方がいます。現在、八王子警察署と相談のうえ防犯対策の為、水道を止めさせていただいることがあります。お檀家さまなど、ご利用になられたい方は寺務所までお申し出いただきますようお願いいたします。ご不便をおかけしておりますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
【車椅子をご利用の皆さまへ】
●普段ご利用の車椅子のまま本堂までお上がり頂けるようになりました。車椅子の車輪カバー、また玄関、トイレには段差解消の設備のご用意をさせていただいておりますのでお気軽にお申し付けください。
●大泉寺より車で5分ほどの「道の駅 滝山」にもバリアフリーのトイレがございます。「車椅子おでかけガイド」にも掲載されています。
お彼岸には、どうぞお気を付けてお参りください。客殿内にはお茶やお菓子を用意しておりますので、気軽にお立ち寄りいただければと思います。お待ちしております。