東日本大震災物故者追悼法要ボランティアに行ってきました。
■東日本大震災物故者追悼法要ボランティアに行ってきました。(1/31~2/2)
本年も、梅花講の有志の皆さんや寺族と共に、宮城県石巻市の西蔵寺様、峰松寺様にて東日本大震災物故者追悼法要法要のお手伝いをさせていただきました。また併せて、大泉寺ボランティアの集い「ふくろうの会」を通じて、復興支援のために皆さまからお預かりした支援金を、西蔵寺ご住職・青山英幸方丈様にお届けしてまいりました。
東日本大震災より年月を重ねてきた今日、被災地から離れた私たちの日常の中では、徐々にその記憶が遠のいてきています。本年は夏に東京オリンピックを控えておりますが、その主たる目的の一つである「東日本大震災被災地復興」の意識も薄れているように感じます。
この活動は「あの日」の現実を風化させない、思いを馳せるということだけにとどまらず、震災被災者の皆さんが口にされる「これからの災害に私たちの経験を生かしてほしい」という願いにも応え得るよう、この学びを自身の生活や行動に生かし、更にはいざという時に私たちの「いのち」を守ることにつなげていかなければなりません。それはまさしく、仏さまがお示しくださった「智慧の獲得」や「慈悲の実践」に繋がりうるのです。
写真上:震災遺構たろう観光ホテル見学/写真下;東日本大震災物故者追悼法要法要にてご詠歌をお唱えしました。