春のお彼岸のご案内|車椅子をご利用の皆さまへのご案内
春のお彼岸は3月17日(火)~24日(火)です。
ここのところの社会状況もございます。どうぞお気を付けてお参りください。(大泉寺の諸行事につきまして(2020.3.1))
客殿内にはお茶やお菓子を用意しておりますので、気軽にお立ち寄りいただければと思います。
【彼岸塔婆のお申し込みにつきまして】
事前に電話またはFAX等でお申し込みをお願いいたします。
【車椅子をご利用の皆さまへ】
●車椅子カバーの準備がありますので、普段ご利用の車椅子のまま本堂までお上がり頂けるようになりました。
●近くの「右田病院」さまのご厚意で外来受付時に限り、多目的トイレをお借り出来ることになっております。詳しくは当山にお問い合わせください。
●大泉寺より車で5分ほどの「道の駅 滝山」にも多目的トイレがございます。「車椅子おでかけガイド」にも掲載されています。
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「道の駅 滝山」は大泉寺から近いこともあり私もよく利用しています。八王子の新鮮野菜や地場産のものを使ったお食事やお惣菜などが多数揃っており、とてもお薦めの場所です。お昼どきや休日は駐車場が混むこともありますが、お時間のある方はぜひ立ち寄られてみてはいかがでしょうか。(大泉寺寺族 )
【お彼岸とは】
彼岸会(ひがんえ)は日本の四季が生んだ独特の行事であり、そうした自然への敬意と日本の先祖崇拝、そして仏教信仰が結びついた行事です。
彼岸会の「彼岸」とは「悟りの岸」「安らかな世界」を意味します。向こうの岸があるということは、こちらの岸もあります。
こちらの岸は「此岸(しがん)」と言います。これは私たちのいる岸です。私たちの世界は煩悩と迷いがある。悩みや苦しみ、悲しみもある。
この私たちの世界である「此岸」から、悟りの世界、安らかな向こう岸である「彼岸」へ渡るために、「今一度、己を見つめ直す」というのが、この彼岸会の期間に私たちがすべき、大切な事なのです。
自分と向かい合い、自分の煩悩を見つめながら、自分に問い直す。
「ご先祖さまや先に仏の御許に行っている『ほとけさま』方に恥ずかしくない生き方をしているか」、「安心していただける生き方をしているか」を照らし合わせる。
そのために私たちは、自ら墓前に歩み出て、手を合わせるのです。(住職 久保井賢丈)