お知らせ

大施食会(だいせじきえ)

令和3年5月30日(日)11時より、大施食会(だいせじきえ)をお勤めいたしました。

施食会の法要は、お盆の季節を迎えるにあたり、それに先立って(主に5月から7月初め)全国の寺院にて勤めらます。

 

 

お盆は皆さまのご先祖様や、皆さまがお心に思われる御霊(みたま)が帰っていらっしゃる時節ですが、このときに最高級の「おもてなし」としてお勤めする法要が施食会です。

施食会では皆さまのご先祖さま、心に思うほとけさま方に思いを馳せると同時に「三界萬霊(さんがいばんれい)」つまり「全世界の一切の存在」に対して気持ちを寄せてご供養をいたします。

このご法要では、自身のご先祖さまだけを供養するだけでなく、自分とは直接つながりのない多くの方々への供養と、さまざまな苦しみの中にいる方に思いを致すことが大切にされています。

 

 

また法要の始めには例年同様に檀信徒の皆さま各家の家門繁栄とより良きご縁を願うと共に、疫病退散と世界の平安もあわせてお祈りいたしました。

本来であれば1年に1度檀信徒の皆さまに揃ってお越しいただき、一緒にお勤めする大切な1日なのですが、本年も昨年に引き続き、檀家総代の皆さまのみお参りいただく内献という形といたしました。

明年は、また皆さんと笑顔で元気にお会いできることを切に願っています。

 

 

 

 

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