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「もしもの時の」終活ガイド~大泉寺檀信徒の皆さんのためのマニュアル~

「『もしもの時の』終活ガイド~大泉寺檀信徒の皆さんのためのマニュアル~」を作成いたしました。

内容は大泉寺の檀信徒さま向けとなっておりますが、ご家族の皆さまでお手元に置いておきたいなどのご希望がございましたらご連絡いただければと思います。尚、大泉寺でも配布しております。

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【目次】
「もしもの時」の終活ガイド
大泉寺檀信徒の皆さんのためのマニュアル

●終活とは
●まずは菩提寺「大泉寺」にご相談ください。
●葬儀から納骨、お墓の継承まで
・葬儀について
・葬儀社さんとの事前相談
・戒名授与について
・墓所の引継ぎと納骨について
●相続や保険、遺品整理などについて

(イラスト/ナガタヨシコ)

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●終活とは

(「もしもの時の終活ガイド」より)

終活と聞くと、どうしても後ろ向きなことと捉えがちです。人によっては「死ぬ準備なんて、縁起でもない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、これは一人ひとりの未来と、その先のお子さんやお孫さんの未来のことを考えることでもあります。

仏道では何歳であっても、気が付いた時こそが「はじまり」だと説きます。その気付きとは「人は必ず死ぬ」ということです。人は生まれ方、死に方を選ぶことは出来ません。しかし、「死に様」は選ぶことが出来ます。それが「生き様」です。その人が「何をしたか?」だけでなく「どのように生きたか?」こそが死に様に表れます。「生き死に」は表裏一体です。仏教とは「『生き死に』とは何か?」をあきらかにする教えなのです。

それならば「今」、「ここから」どう生きるのか。その「気付き」に早いことも、遅いこともありません。この「気付き」の一歩につながるのが終活です。「立つ鳥あとを濁さず」というのも死に様ですが、「濁さないためには、どう生きるか?」と捉えれば、それは生き様です。

一人ひとりが今、ここからの人生をより明るくするために、「もしも」の時に備えることは残される方たちの安心と明るい生活にもつながります。

(大泉寺住職 久保井賢丈)

 

表紙のイラストはイラストレーターのナガタヨシコさんに描き下ろしていただきました。
大泉寺にて展示しております。お越しの際にぜひご覧ください。

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